EtsyとPayhipを徹底比較!デジタル商品を売るならどっち?
デジタル商品を販売しようと思ったとき、候補に挙がりやすいサービスが「Etsy」と「Payhip」です。
どちらもデジタル商品を販売できますが、実は特徴はかなり異なります。
「AIで作った背景素材を販売したい」
「できるだけ初期費用を抑えて始めたい」
「海外のお客様にも販売したい」
「EtsyとPayhipなら、結局どちらがいいの?」
このように迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、EtsyとPayhipの違いを、手数料・集客・販売機能・初心者の使いやすさなどから比較します。
AI画像、背景素材、テンプレート、PDF、デジタルアートなどを販売したい方は、ぜひ参考にしてください。

EtsyとPayhipの大きな違い
まず知っておきたいのは、EtsyとPayhipではサービスの性格が違うということです。
Etsyは「大きなマーケットプレイスに自分のお店を出す」イメージ。
一方のPayhipは、
「自分専用のオンラインショップを作る」イメージ
に近いサービスです。
Etsyにはすでに多くの購入者が集まっており、Etsyは2026年8月のSeller Handbookで89.6 million(8,960万人)のアクティブバイヤーがいると案内しています。
Payhipでは独自のストアURLを持てるほか、独自ドメインを接続したり、自分のブログやSNSから商品ページへ誘導したりできます。
つまり、
Etsy=マーケットから見つけてもらう
Payhip=自分でお客様を集めて販売する
という違いを最初に理解しておくと分かりやすいでしょう。
EtsyとPayhipの比較表

| 比較項目 | Etsy | Payhip |
|---|---|---|
| サービス形態 | マーケットプレイス | 自分のオンラインストア型 |
| デジタル商品 | ○ | ○ |
| 物理商品 | ○ | ○ |
| 初期費用 | ショップ開設時にセットアップ料が発生する場合あり | 無料プランあり |
| 出品時の費用 | 出品料あり | 無料プランでも商品数無制限 |
| 販売時の手数料 | 取引・決済等の手数料 | 無料プランは5%+決済サービス側の手数料 |
| プラットフォーム内の集客 | 強い | 自力集客の比重が大きい |
| 独自ブランド化 | △~○ | ◎ |
| 独自ドメイン | 別サービス等を含めた設計が必要 | 接続可能 |
| ブログ・SNSとの相性 | ○ | ◎ |
| 初心者向け | ◎ | ◎ |
| AI背景・デジタル素材 | ○※ルール確認必須 | ○※利用規約・権利確認必須 |
| 講座・会員販売 | Etsyの中心用途ではない | ○ |
Payhipはデジタルダウンロードだけでなく、オンライン講座、コーチング、メンバーシップ、物理商品にも対応しています。
Etsyの特徴
Etsyは、クリエイターの商品を購入したいユーザーが集まるマーケットプレイスです。
自分でゼロからECサイトを作らなくても、Etsy上にショップを開設して商品を販売できます。
特に、
・デジタルアート
・背景素材
・テンプレート
・デザイン素材
・ハンドメイド商品
などとの相性が良いのが特徴です。
Etsy最大のメリットは「集客力」
Etsyを利用する大きな理由のひとつが、マーケットプレイスそのものに購入者が存在することです。
自分のブログやSNSにまだフォロワーが少なくても、Etsy内の検索から商品を発見してもらえる可能性があります。
そのため、
「まだ自分の集客力がほとんどない」
という初心者にとっては、大きなメリットがあります。
ただし、出品しただけで自動的に売れるわけではありません。
商品タイトル、タグ、カテゴリー、商品画像などを工夫し、Etsy内で商品を見つけてもらうための対策が必要です。
Etsyのデメリット
Etsyで気になるのが手数料です。
Etsyでは主に、
・出品料
・取引手数料
・決済処理手数料
などが発生します。
現在の取引手数料は注文総額の6.5%で、決済処理手数料は販売者の国によって異なります。また、ショップ開設時に一度限りのセットアップ料が必要になる場合があります。
広告などの機能を利用した場合には、さらに別の費用が発生することがあります。
そのため、
「完全無料で商品をたくさん並べたい」
という場合には、出品コストを考えて商品設計をする必要があります。
Payhipとは?
Payhip公式サイトは、デジタル商品をはじめ、オンライン講座やメンバーシップなどを販売できるECプラットフォームです。
特にデジタル商品との相性が良く、
・PDF
・電子書籍
・画像素材
・テンプレート
・音声
・動画
・ソフトウェア
などを販売できます。1ファイルあたり最大5GBまでアップロードでき、複数ファイルの商品にも対応しています。
商品が購入されると、購入者はダウンロードページからファイルを受け取ることができます。
Payhipの料金は?

Payhipには2026年9月現在、3種類の料金プランがあります。
Free Forever
月額:0ドル
Payhip取引手数料:5%
Plus
月額:29ドル
Payhip取引手数料:2%
Pro
月額:99ドル
Payhip取引手数料:0%
さらに、PayPalやStripeなど決済サービス側の通常の手数料が別途かかります。Payhipによると、各プランで利用できる基本機能は同じで、無料プランでも商品数と売上額に上限はありません。
そのため、最初はFree Foreverで始めて、売上が大きくなってから有料プランを検討する方法もあります。
Payhipのメリット
1.月額0ドルから始められる
無料プランなら固定の月額料金なしでスタートできます。
まだ商品が売れるか分からない段階でも始めやすいのが魅力です。
2.商品数を増やしやすい
無料プランでも商品数が無制限なので、デジタル素材をたくさん作って販売したい人と相性が良いサービスです。
例えば、
「背景素材を100セット作る」
「Canvaテンプレートを50種類販売する」
といった商品数を増やす戦略も取りやすくなります。
3.自分のブランドを作りやすい
Payhipにはストアビルダーがあり、自分のブランドに合わせてショップを作れます。
さらに独自ドメインも接続できるため、長期的に自分のブランドを育てたい人にも向いています。
4.マーケティング機能がある
クーポン、アフィリエイト、紹介割引、メールリスト連携など、販売促進に使える機能も用意されています。
Payhipのデメリット
最大のデメリットは、Etsyと比べて自分で集客する必要性が高いことです。
ショップを作っただけでは、お客様が大量に訪れるとは限りません。
そこで重要になるのが、
・WordPress
・Pinterest
・X
・Instagram
・YouTube
などからの集客です。
これは一見デメリットですが、自分でブログやSNSを育てる場合にはメリットにもなります。
検索やSNSから直接自分のショップへお客様を送る仕組みを作れば、特定のマーケットプレイスだけに依存しない販売経路を育てられるからです。
EtsyとPayhip、初心者にはどちらがおすすめ?
結論として、目的によっておすすめが変わります。
Etsyがおすすめな人
・海外の購入者に商品を見つけてもらいたい
・自分の集客力がまだ弱い
・背景素材やデジタルアートを販売したい
・マーケットプレイス内の検索流入を狙いたい
・まず海外販売を経験してみたい
このような人にはEtsyが向いています。
Payhipがおすすめな人
・初期の固定費を抑えたい
・大量のデジタル商品を登録したい
・WordPressを持っている
・PinterestやXから集客したい
・自分のブランドを育てたい
・将来的に講座や会員コンテンツも販売したい
このような人にはPayhipが向いています。
AI背景素材を販売するならどっち?
AIを活用して背景素材やデジタル素材を販売する場合は、どちらか一方に限定する必要はありません。
例えば、
Etsy
↓
Etsy内検索から新規のお客様に見つけてもらう
WordPress・Pinterest・X
↓
自分で集客する
Payhip
↓
自社ブランドの商品販売先として育てる
という役割分担も考えられます。
ただし、同一商品の販売や外部誘導については、各プラットフォームの最新規約を必ず確認してください。特にEtsyでは、Etsy上で始まった取引を別の場所で完了させて手数料を回避する行為などについてルールがあります。
EtsyとPayhipは併用できる?
販売戦略として両方を利用すること自体は可能です。
むしろ、自分で集客できるようになってきたら、
Etsy+Payhip+WordPress
という組み合わせは検討する価値があります。
例えば、
Google検索 → WordPress → Payhip
Pinterest → WordPress → Payhip
Etsy検索 → Etsy商品
という複数の入口を持つことができます。
一つのサービスだけに依存しないことは、長期的にオンラインビジネスを育てるうえでも重要です。
EtsyとPayhipのどちらから始めるべき?
これから初めてデジタル商品を販売するなら、私は次の順番をおすすめします。
STEP1:Etsyで商品販売を経験する
まずは商品を作り、商品ページを作成し、販売する一連の流れを経験します。
↓
STEP2:WordPressを育てる
SEO記事を増やし、Google検索からアクセスを集めます。
↓
STEP3:Pinterest・Xを育てる
検索以外のアクセス経路を作ります。
↓
STEP4:Payhipを追加する
自分で集客できるようになったら、Payhipを自社ショップに近い販売チャネルとして育てます。
↓
STEP5:複数の収益経路を作る
最終的には、
ブログ+Etsy+Payhip+アフィリエイト
という複数の収益源を作ることを目指します。
EtsyとPayhipについてよくある質問
EtsyとPayhipはどちらが安い?
単純比較はできません。
Etsyには出品料や取引手数料、決済処理手数料などがあります。一方、Payhipの無料プランは月額0ドルですが、販売時に5%のPayhip取引手数料に加えてPayPal・Stripe等の決済手数料がかかります。
商品価格や販売数によって実質的な負担が変わるため、自分の売上を想定して比較するのがおすすめです。
Payhipは本当に無料で使える?
無料プランがあります。
月額料金は0ドルで、商品数と売上額は無制限です。ただし販売時に5%の取引手数料がかかり、決済サービス側の手数料も別途必要です。
Payhipではデジタル商品を自動で渡せる?
はい。
購入完了後にダウンロードページへ案内され、購入者にはダウンロードページへのメールも送信されます。
EtsyとPayhipを両方使う意味はある?
あります。
Etsyはマーケットプレイスからの集客、Payhipは自分のブログやSNSからの販売先として使い分ける方法があります。
まとめ|EtsyとPayhipは「集客方法」で選ぼう
EtsyとPayhipはどちらもデジタル商品販売に利用できますが、得意なことが異なります。
Etsyは「マーケットプレイスの集客力を利用して販売する」
Payhipは「自分で集客して、自分のショップを育てる」
という違いで考えると分かりやすいでしょう。
まだブログやSNSから十分なアクセスを集められない初心者なら、まずEtsyから始める方法があります。
一方、WordPressやPinterestなどを育てて自分で集客できるようになれば、Payhipも有力な販売先になります。
最終的にはどちらか一方だけに依存するのではなく、複数の販売・集客経路を育てることが、安定したデジタル商品ビジネスにつながります。




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